もれない身体づくりが必要なわけ

2025年問題がすぐそこに迫っている日本では、いかに生活の質(QOL)を保ちながら日常生活を継続していけるかがカギ。超高齢化社会が簡単に変化することは考えにくく、個人個人がますます「自分の健康は自分で守る」意識が必要になります。排泄に関するトラブルの予防改善はQOL疾患の一つ。自立(自律)できる期間を延ばすためにも、体力づくりに加え、排泄ケア(骨盤底トラブル予防改善)を身近なこととして捉えてくれる人を増やすことで、単に長寿なだけでなく、健康長寿に寄与できることを願っています。

※2025年問題とは・・・団塊の世代と呼ばれるベビーブーマーが後期高齢者(75歳)を迎えるのが2025年。一般的に75歳を迎えると心身状態が一気に落ちやすくなると言われています。

【健康とは】世界保健機関(WHO)憲章より

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 

健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。

(厚生労働省 『健康長寿社会の実現に向けて』より引用)

■社会課題の重要性をデータから予測する

花王 くらしの現場レポート 誰にでも起こりうる「女性の尿失禁」の実態と「想いより

《40歳以上の3人に1人が尿もれの有症者》

ユニ・チャーム 骨盤底筋トレーニング事情より

2カ月継続した人たちのうち66.6%の人が尿もれの症状が改善した。

Pfizer OAB(過活動膀胱)患者調査より

8割の人が外出への不安について回答するなど社会生活への影響が大きいことがわかった。


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【静岡市の現状から見る排泄に関する課題】

総人口(平成30年12月31日現在) 693,604人

男性人口 338,073人

女性人口 355,531人

40~70代の人口 193656人(女性人口の約54%)

うち尿失禁症状を有すると推測される人口 58,096人

*この世代ができる限りQOLを保つ生活を延ばすことで、次世代の負担を減らすことにもつながります。


※更年期以降だけでなく、10代から有症者の報告もあり、年齢に応じたすべての人を対象とした啓発が必要です。

※症状の程度により、医療機関の受診をお勧めします。

また男性の漏れに関しては前立腺の影響があることもあり、症状のある方はまず医療機関受診をお勧めいたします。